2008Jun/13 相棒見てきました

　やーっと映画版相棒見に行ってきました。これ、初めてＣＭ見たときから見たい見たい！と騒いでいたんですが、中々一緒に見に行ってくれる人が見つからず（映画館に一人で行くの嫌いなんですよ）、もうＤＶＤかテレビで放送するまで待とうかなあと思っていたら、案外すんなり「見に行こうぜ！」と言ってくれる人がいたので、早速行ってきました。

　サスペンス（？）ドラマとしては相棒は中々の高視聴率のようですが、このブログの読者様の中での知名度はいかほどなのでしょうか？ちなみに私は大好きです。
　主演のお二方とも好きなのですが、最近は薫ちゃん（寺脇さん）の方が好きです！基本的に右京さん（水谷さん）は安楽椅子探偵的なキャラクターなので、もっぱら体力仕事は薫ちゃんなのはいつものことですが、今回は映画版ということで活躍シーンが派手ですごい素敵でした！！また、寺脇さんって、こう話し方が優しいんですよ…！！二十歳そこそこの女の子に、気遣いながら「そんなことないよ？」という一言に、私は決意しました。そうだ、薫ちゃんと結婚しよう（瞳孔の開ききった目で）
　以前Ｃさんがご友人と映画版のラブコンを見に行った時に、後ろの席に座っていた女子高生が上映中、小池さんを見て「もう駄目だ…」と呟いたそうですが、まさしく私もそんな感じでした。もうだめだ…（頭抱えて）
　小池さんのファンの方は、よちよち歩きの子犬を褒めるがごとく、小池さんのことを「かんわいい～～～！！」と言っておられますよね（とりあえず私のまわりのファンはそう）、可愛さレベルでは小池さんは子犬にさえ匹敵するというか。私はそれに寺脇さんが加わります。言いますから「かんわいい～～～！！」って真剣に。（いよいよ末期）

　薫ちゃんはさておき、映画版相棒、中々よく出来ていて面白く拝見しました。以前見た、人気ドラマの映画化作品は、正直普段の一時間版のほうがよかったんじゃないか、と思うような、途中で息切れしたものだったんですが、相棒はそんなことなかったですよ。ぐいぐい話に引っ張られて、いつのまにやら二時間！というかんじでしたから。
　これは私の個人的な意見なのですが、日本のサスペンスって一時間番組だと、ラスト十五分くらいお涙頂戴の犯人と探偵（もしくは刑事）のやりとりが入りますよね？私、あれあまり好きじゃないんですよ。殺人という犯罪が取り返しのつかない犯罪である以上、それに対する言い訳をくどくどしたところで許されるものではありませんし、見もふたもない言い方をしますと、やっちまったもんはしょうがないじゃないですか（駄）。なので、いつもドラマを見ても最後はだらけるんですが、映画版相棒はそんなことなかったですよ。まあ、テレビでやってた頃の初期の相棒はそういう傾向も無きにしも非ず（っていうかあった）んですが、最近はあまりそういう風なところがなくなってきたかなあと思います。
　特に前回（前々回かなあ？）ニ時間枠でやった『黙示録』、そして今回の映画版ととてもシナリオ、またそれを支える倫理観がとても高水準でした。『黙示録』、映画版共に身近な社会問題をテーマにした、問題提起作でしたから、色んな面から楽しめるんじゃないかと思います。

　とまあ、色々硬い風にも語ってしまいましたが、面白かったです相棒！後半シリアスですが、前半のコミカルなかんじもとっても楽しい。いつもの捜査一課の刑事さん（名前忘れた）と薫ちゃんの掛け合いも面白かったですし、チェス最強な右京さんにときめきます（右京さんは本当に賢いなあ）。
　ドラマご覧になったことがない方でも多分大丈夫だと思いますので、ぜひどうぞ。