2008Jun/03 お誕生日おめっとさん！

何気に今日は相方の誕生日だったりします。おめっとー！！
今はちょっと相方が帰省しているので、帰ってきたらケーキでも食べに行きたいと思います。
ところで、相方とは高校時代からの付き合いなのですが、今年でいったい何回誕生日を祝ったのかなあ、とさっき指折り数えてみて、そのありえない回数に青くなりました。
…うん、でもまあめでたい日なことには変わりない。ワールドウェブワイドで力の限りに祝おう！野分おめでとう！！（※原作でいつまでたってもエゴの二人の誕生日がでてこないので、もうそれならということで、清の誕生日を野分の誕生日ということにしました。野分おめでとう。ついでに清もおめでとう）



　何気に前回の続きのレポ。
　前回の日記では最後のマンガ展についてのレポを掲載しましたが、何気に私と妹の旅の目的は他にもあったりしたのでした。えぇ、ＳＤモデル地めぐりが今回の目的の一つだったのですよ！というわけで行ってきました鎌倉～江ノ島！！
　前回に引き続き、マルマ、純情スキー様にはぴんとこない内容だと思いますので、鎌倉もしくはＳＤに興味のある方のみご覧くださいませ。

　というわけで行ってまいりました。当日、午前中は雨が降りまくっており、これもう鎌倉でも傘さして歩くしかないんじゃね？と電車に揺られて言っていたんですが、私たちの必死の怨念が届いたのか、なんと鎌倉に着くと晴れました（呪）


＊Ｋ高校前駅＊
　大変有名なことなので、こんなところで改めて書くのもなんですが、ＳＤは基本的に試合ばっかりで、花道たちの住んでいる町の様子というのはほとんど描写されていませんが、ＳＤ三巻には何気に実在の場所が出てきたりしています。今回はそのあたりを中心に回ってきました。
　まず江ノ電の駅の一つである『Ｋ高校前駅』。江ノ電から海が見え始めた頃から私と妹のテンションは天井知らずに上がりまくっていたのですが、Ｋ高校前駅に付いた頃には、瞳孔は開ききっていました（駄）。…もう、マンガのまんまでしたよ。こ、これ駅におりたら絶対練習サボった仙道君がいるよ～！！と焦点の合わない瞳で熱病に浮かされた末期患者のようにたわごと抜かすほど、マンガのまんまでした（危険）。
　当初の予定では、湘南の海の見えるオープンテラスのあるカフェ（ガイドブックに載ってたんだよ）で昼食にしよう！と言っていたんですが、本には駅のすぐ近くとあるにも関わらず、いけどくらせど店はなく。見つけたのは墓だけでした（不吉）。
　そこで地元の方と思しき高校生（きっと陵南モデル校の学生さんでしょう）に聞いてみたのですが、知らないとのこと。どうしてかなあ、と首をかしげながら、お散歩途中のマダムに聞いてみました。

私「すいません。喫茶あすなろ（実名）はどこにあるか知りませんか？」
マダム「あぁ、このお店なら三年くらい前に潰れましたよ」

　衝撃。
　三年前て！何書いてくれとんじゃぁあ！！と怒り狂ってガイドブックを見たところ、発行年は三年前でした（哀）。あぁ、当時はあったってこと？寂れた本屋で買ったのが悪かったのか、商品も寂れてました。皆様気をつけてください。喫茶あすなろはもうありません（※事実）。
　昼食抜きの危機を救ってくださったのは、親切なこのマダムでした。私と妹はショックで口からエクトプラズム出してたんですが、

マダム「この近くにアマルフィというカフェがあるから行ってみたらいかがかしら？」
私「はいではそうします！（即答）」

　というわけで行ってきました。Ｋ高校駅から歩いて１０分くらいでしょうか？ガイドブックには、海沿いをドライブやら、江ノ電に乗ってみよう！やら、バスで行くには～などと色々書いていましたが、海沿いを歩くのもお勧めです。とっても景色がいいんですよ。Ｋ高校前駅からだと江ノ島がもう目前に見え、湘南の海では気の早いサーファー達が波に乗っています。あれ？あの一際美しく波に乗ってるのって、神奈川の帝王じゃなくて？きっとそうだよ！泣き黒子がセクシーな海南のキャプテンだよ！
　…本当にいましたから。あそこ本当に二次元でしたから。（虚ろに淀んだ目で）
　この旅行中、私と妹の会話は常に二次元と三次元の境をさ迷っていたのですが、ここＫ高校の近くではマックスでした。原作（＆アニメ）に出てくる風景がガンガン出てくる。犬を見つければ信長の犬、サーファー見れば牧さん、防波堤見ればあそこには仙道君、デカイバイクを見れば鉄男私も後ろに乗せて！といい続けていました（ＩＮカフェ・アマルフィ。イタリアンでおしゃれなカフェ。一般人しか存在しない）
　素敵なマダムに教えていただいたこのカフェは本当にお勧めです。オープンテラスになっていて、湘南の海を一望できるんですよ。水平線まで見えるくらいに、周りに景色を遮るものが何もない。常日頃気にしたことはなかったんですが、私たちの視界っていつも何かに区切られてるんですね（窓とか、建物とか）。なので、何にも遮るもののない広くて美しい景色を見ると、一体どこを中心に見ていいのかわからなくなります。それくらい湘南の海は広かった。
　留まることを知らない湘南の海。そして私たちの妄想（駄）。美味しい本格イタリアンのパスタを食べながら、私たちは防波堤に仙道彰を発見しました（幻覚）


＊Ｋ高校＊
　陵南高校モデル校としてあまりにも有名なＫ高校。そこに行く前にちょっといい事ありました。アマルフィからＫ高校までは歩いて１５分くらいですので、私たちはまた海沿いをてくてく歩いてたんですね。そこからだと江ノ島が結構近い。海、車道、歩道の順に並んでいるので、車が写ってしまうのですが、写メでも江ノ島が撮影できる近さでした。なのでこれは写メだ！と喜び勇んで撮影していると、車がこない。ラッキーと思っていたら、全然ラッキーでもなんでもなく、サーファーっぽいお兄さんが車を減速させて私の撮影を待ってくれてたんですよ。思わず頭が下がりました。
Ｋ高校に行く道々妹とこの素敵なお兄さんについて話しました。あの素敵な人はきっと洋平のお兄さんに違いないよ！と。
　…えぇ、恩を仇で返している自覚はあります。

　現在ＳＤで、原作に登場する学校風景をそのまま残しているのは、どうやらこのＫ高校だけのようです。湘北のモデル校は何年か前に前面改装してしまったそうな。妹はこの事実を知り「世界遺産の釧路湿原にスーパー温泉建てるよりもひどい暴挙だ！」と憤慨していました。私もすごくそう思う。
　それに反し、Ｋ高校は原作に何度も出てくる体育館もそのまま残っているようですよ。私と妹もＫ高校まで行ってきたのですが、さすがに中にまでは入れず、その存在を確認するには至りませんでした。もう本当に現物を見たかった…。諦めきれず、門の外で記念撮影して（何の記念）、学校から出てきた男子高校生に見つかるまでうろうろしていました（ダメ人間）。
　そんなかんじでＫ高校には入れなかったのですが、Ｋ高校から駅までの道がアニメのＯＰっぽい風景があって、思わず撮影。きっとこの踏み切りが開いたらそこには笑顔の花道がいる…（夢遊病のハイジのようにおぼつかない足取りで）


＊江ノ島＊
　時間がなかったので、江ノ島までは行ってないのですが、江ノ島に至る橋は歩きました。知ってる方もいらっしゃるかもしれませんが、ここはアイシールド２１のセナとアゴン（漢字わからん）のファーストインパクトの地なのですよ。そろそろ夕暮れ、ここでセナはアゴンに膝かっくんしようとしたんだよ！とわけわからん感動をする二人。時間があればぜひ江ノ島にも行きたかった！
ところでこの橋は、歩いていくときに右側に行けば橋を歩いて渡れ、左側に行けば砂浜に出ます。私たちは最初右側に行ったんですが、わざわざ引きかえして左側の砂浜にも降りてみました。
降りてみて正解でした…。そこが正確なモデル地なのかはわかりませんが、マイフレンドの冒頭に出てくる、花道たちが立っている砂浜そっくりでした…。
なんかもう何に感動してるんだかよくわからないんですが、なんか泣きそうになりながら、とりあえず二人で夕日の湘北の海を見ながらマイフレンドごっこ（※仁王立ちで立つだけ）。ここで湘北メンズはみんなで立ってたんだよ…。つーか最終回で花道が座ってた海岸ってここじゃね？流川ランニングしにくるんじゃね？など、とりあえず目が濁りきっている二人（駄）
江ノ島駅から江ノ島に向かう道は、南国っぽい陽気さとレトロさが入り混じる素敵な道でした。夕方歩くと、祭りの後みたいな哀愁が漂っている。ぜひ時間があるときにまた来て、江ノ島まで行ってみたいです。


＊その他色々＊
　実はこの他にも、お花で有名な長谷寺行ったり、そこで弁天窟入ったり（本当に怖かった…）、鎌倉の大仏様見に行ったり、大仏の中に入ってみたり、邪宗門というカフェを探したらまたなかったり（あのガイドブック本当にだめだ！）、藤沢駅に行って原作のままなことに感動したり。と、色々楽しんできました。あ、あともう時間的に閉館してたんですが、鎌倉文学館と旧川端康成邸にも行ってきました。
このマンガ展～鎌倉・江ノ島の全ての日程を、一日で敢行しました（爆）。でもせかせかしたこともなく、結構ゆっくりできました。特に私と妹が重点的に見た所は、全て近いところにあったので、あまり無理なく回れました。いや、本当によかったです、鎌倉・江ノ島。多分この旅行にかかった総費用をここに書くと皆様驚かれるんじゃないかと思うほどの、低費用。それでも十分満足です！！妹とまた鎌倉・江ノ島にはぜひ行きたいと言っているくらいお勧めです。ＳＤ知らない方でも十分に楽しめると思います。