こちらでお知らせするのは遅れてしまったのですが、先月25日に妹と最後のマンガ展に行ってきました!!ワタクシは就職活動中ですし、妹は多忙を極める学部に在籍しておりまして、中々二人の都合が合わない中、なんと土曜夜に上京し、日曜深夜に夜行バスで帰ってくるという超強行軍を敢行いたしました。この旅行は井上先生づくしだったので、ロマンチカおよびマルマファンの方はあまり面白くないレポになるかと思います。それでもよろしい方、むしろ愛してます井上先生!!という方のみ追記におすすみください。
*行く前に*
私たちが行く日は、開演二日目だったため、もしかしたら井上先生ご自身もいらっしゃるかもしれないよ!という話をメールでしていました。以下、やりとりしたメールそのまま転載。
妹『私先生の顔覚えてないから、姉ちゃん先生みつけたら盛大に小突いて!!』
私『そんなことするまえに絞め殺されるヒキガエルの断末魔みたいなのあげて悶絶するよ!!』
なんていうか、会場に着く前から脳内カーニバルでした。
*公園で*
当日、私たちは午前十時からという一番早い前売り券を買っておりました。しかし、広い上野公園で迷子になるアホ二人。設置されている地図を見て、こっちだ!近いじゃん!と意気揚々と歩き出したんですが、全然着かず。後でよく考えたら、あれ自分たちのいる現在地を地図の中で把握してないと、地図って意味ありませんよね?(駄)
そんなこんなで雨の中迷子になる二人。しかし、迷う私たちに一筋の光明が。なんと!『上野の森美術館→』と書かれた武蔵のポスターを発見!!当然狂喜乱舞する二人!!
妹「凄い!武蔵!武蔵!!」←喜びのあまり正しい日本語を忘れる
私「武蔵に導かれた!!もう地図ら見やん!!」←喜びのあまり常識を忘れる
そして本当に地図を全く見ずにすすむ二人。
※ 地図は絶対に見た方がいいです。(当たり前)
公園内に何箇所かあった武蔵ポスターに導かれ、なんとか美術館を発見することが出来ました。(奇跡)
*美術館*
私たちが着いたのはなんだかんだで、開演三十分くらい前だったのですが、上野の森美術館は当日券を求めるお客さんで、雨の中列ができていました。驚いたのは年齢層の高さ。当初の予想では、私と同年代の方が多いのかなあと思ったのですが、いえいえ!むしろ少数派でしたよ。むしろ30~40代の方が多いように感じました。
そして肝心の展示物の内容ですが、公式HPで井上先生ご自身が、拝観者の方にはあまり前情報のない状態で見に来て欲しい、と書かれていたので、内容については省かせていただきます。
でも本当に素晴らしかったですよ。美術館そのものが、井上先生でした。ほの暗くて暖かい美術館の中を歩く途中、胎内回帰という言葉を彷彿とさせられましたよ。皆様割りと淡々と見てらっしゃったんですが、私は、十二枚目の絵の時点で既に泣けてきてしまって、それから私の好きなキャラが立て続けに出てきて、もう号泣でした(駄)。まわり誰も泣いてなかったのに、一人ハンカチがないと本当に収拾がつかないほどに号泣(…)。まんまとマスカラ溶けました(痛)。なんというか、一度臨界点を超えてシンクロしてしまうと、一枚一枚の絵にモロに揺さぶられてしまうんですよ!!これ私悪くないですって!!むしろ井上先生が凄いんですって!!(何ギレだ)
そしてこのマンガ展何が素晴らしいって、井上先生とスタッフさんの気遣いですよ。最初、美術館に入るために並ぶ場所と、入り口が少し離れていたので、雨に濡れるなあと思っていたのですが、美術館側でなんと傘を用意してくださっていました!!
そして、美術館の中にはいたるところにスタッフの方がいらっしゃって、客が快適な状態で作品を閲覧するサポートをしてくださっているんですが、そのスタッフさんってみなさんお揃いの井上先生が絵を書かれたTシャツを着てらっしゃるんですよ。妹が先にそれに気付いて、二人して見てたんですが、スタッフさんってスタッフ証みたいなのを首からかけてらっしゃるので、中々絵が見えない。あの絵はなんだろうねーと妹と話していると、スタッフさんに聞こえたらしく、わざわざスタッフ証を外して見せてくださいました!!ちょ、本当に惚れるから…!!
私たちが行ったのは開演二日目ということもあって凄い人だったんですが、皆さん物凄くマナーがよくてびっくりしました。雨の中の長蛇の列でも、皆さんわくわくしてらっしゃる風ではあっても苛々してる方は見つけられませんでしたし、館内もあんなに人がいたのにとても静かで、時々一緒に来た方に囁くように話しかけられてるくらいでした。マナーがいいって一番素敵なことだと思いますよ。
そして何が一番素敵って、美術館の中に展示された絵は、全てスロープが張ってなければ、保護するためのケースにも入ってない。つまり、心無い方やマナーのない方がいたら、簡単に汚せたり触ってしまえたりするんですよ。でもそれって裏を返せば、井上先生がそれだけ読者を信頼してくださっているということですよね?と、妹と二人ひとしきり感動してグッズ販売ショップに行って、知れきった散財をしてしまいました。食費削ってもT費(※タケヒコ費の略。井上先生著作本、もしくは関連グッズのための費用。秋山家で常用される単語の一つ)は削るな!!が合言葉だったんですが、妹に聞いた予算がリアルに常識と一桁違っていて、半笑いでした。え?私の予算?もちろん妹と同桁ですが何か?
そんな感じで、予想を遥かに上回る展覧会でした。普段、展覧会の画録は買っても、間違っても展覧会ができるまで、みたいな過程本は買わないんですが、気付いたら通常版ではなく、特別装丁本を買っていました。わあイリュージョン★☆
最後のマンガ展に行こうかなあと思ってらっしゃる方、絶対に行った方がいいです。たとえ雨が降ろうが時間がなかろうがお金がなかろうが!!まさにDTでしたよ。
で、実は私と妹の井上旅行はまだまだ続き、むしろここからが本番という感じなのですが、マンガ展レポだけで力尽きたので、とりあえず今日はここらへんで。後日『行ってきました鎌倉~江ノ島!!』レポを掲載しようと思います。
私たちが行く日は、開演二日目だったため、もしかしたら井上先生ご自身もいらっしゃるかもしれないよ!という話をメールでしていました。以下、やりとりしたメールそのまま転載。
妹『私先生の顔覚えてないから、姉ちゃん先生みつけたら盛大に小突いて!!』
私『そんなことするまえに絞め殺されるヒキガエルの断末魔みたいなのあげて悶絶するよ!!』
なんていうか、会場に着く前から脳内カーニバルでした。
*公園で*
当日、私たちは午前十時からという一番早い前売り券を買っておりました。しかし、広い上野公園で迷子になるアホ二人。設置されている地図を見て、こっちだ!近いじゃん!と意気揚々と歩き出したんですが、全然着かず。後でよく考えたら、あれ自分たちのいる現在地を地図の中で把握してないと、地図って意味ありませんよね?(駄)
そんなこんなで雨の中迷子になる二人。しかし、迷う私たちに一筋の光明が。なんと!『上野の森美術館→』と書かれた武蔵のポスターを発見!!当然狂喜乱舞する二人!!
妹「凄い!武蔵!武蔵!!」←喜びのあまり正しい日本語を忘れる
私「武蔵に導かれた!!もう地図ら見やん!!」←喜びのあまり常識を忘れる
そして本当に地図を全く見ずにすすむ二人。
※ 地図は絶対に見た方がいいです。(当たり前)
公園内に何箇所かあった武蔵ポスターに導かれ、なんとか美術館を発見することが出来ました。(奇跡)
*美術館*
私たちが着いたのはなんだかんだで、開演三十分くらい前だったのですが、上野の森美術館は当日券を求めるお客さんで、雨の中列ができていました。驚いたのは年齢層の高さ。当初の予想では、私と同年代の方が多いのかなあと思ったのですが、いえいえ!むしろ少数派でしたよ。むしろ30~40代の方が多いように感じました。
そして肝心の展示物の内容ですが、公式HPで井上先生ご自身が、拝観者の方にはあまり前情報のない状態で見に来て欲しい、と書かれていたので、内容については省かせていただきます。
でも本当に素晴らしかったですよ。美術館そのものが、井上先生でした。ほの暗くて暖かい美術館の中を歩く途中、胎内回帰という言葉を彷彿とさせられましたよ。皆様割りと淡々と見てらっしゃったんですが、私は、十二枚目の絵の時点で既に泣けてきてしまって、それから私の好きなキャラが立て続けに出てきて、もう号泣でした(駄)。まわり誰も泣いてなかったのに、一人ハンカチがないと本当に収拾がつかないほどに号泣(…)。まんまとマスカラ溶けました(痛)。なんというか、一度臨界点を超えてシンクロしてしまうと、一枚一枚の絵にモロに揺さぶられてしまうんですよ!!これ私悪くないですって!!むしろ井上先生が凄いんですって!!(何ギレだ)
そしてこのマンガ展何が素晴らしいって、井上先生とスタッフさんの気遣いですよ。最初、美術館に入るために並ぶ場所と、入り口が少し離れていたので、雨に濡れるなあと思っていたのですが、美術館側でなんと傘を用意してくださっていました!!
そして、美術館の中にはいたるところにスタッフの方がいらっしゃって、客が快適な状態で作品を閲覧するサポートをしてくださっているんですが、そのスタッフさんってみなさんお揃いの井上先生が絵を書かれたTシャツを着てらっしゃるんですよ。妹が先にそれに気付いて、二人して見てたんですが、スタッフさんってスタッフ証みたいなのを首からかけてらっしゃるので、中々絵が見えない。あの絵はなんだろうねーと妹と話していると、スタッフさんに聞こえたらしく、わざわざスタッフ証を外して見せてくださいました!!ちょ、本当に惚れるから…!!
私たちが行ったのは開演二日目ということもあって凄い人だったんですが、皆さん物凄くマナーがよくてびっくりしました。雨の中の長蛇の列でも、皆さんわくわくしてらっしゃる風ではあっても苛々してる方は見つけられませんでしたし、館内もあんなに人がいたのにとても静かで、時々一緒に来た方に囁くように話しかけられてるくらいでした。マナーがいいって一番素敵なことだと思いますよ。
そして何が一番素敵って、美術館の中に展示された絵は、全てスロープが張ってなければ、保護するためのケースにも入ってない。つまり、心無い方やマナーのない方がいたら、簡単に汚せたり触ってしまえたりするんですよ。でもそれって裏を返せば、井上先生がそれだけ読者を信頼してくださっているということですよね?と、妹と二人ひとしきり感動してグッズ販売ショップに行って、知れきった散財をしてしまいました。食費削ってもT費(※タケヒコ費の略。井上先生著作本、もしくは関連グッズのための費用。秋山家で常用される単語の一つ)は削るな!!が合言葉だったんですが、妹に聞いた予算がリアルに常識と一桁違っていて、半笑いでした。え?私の予算?もちろん妹と同桁ですが何か?
そんな感じで、予想を遥かに上回る展覧会でした。普段、展覧会の画録は買っても、間違っても展覧会ができるまで、みたいな過程本は買わないんですが、気付いたら通常版ではなく、特別装丁本を買っていました。わあイリュージョン★☆
最後のマンガ展に行こうかなあと思ってらっしゃる方、絶対に行った方がいいです。たとえ雨が降ろうが時間がなかろうがお金がなかろうが!!まさにDTでしたよ。
で、実は私と妹の井上旅行はまだまだ続き、むしろここからが本番という感じなのですが、マンガ展レポだけで力尽きたので、とりあえず今日はここらへんで。後日『行ってきました鎌倉~江ノ島!!』レポを掲載しようと思います。
PR
この記事へコメント
- カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
- プロフィール
HN:
秋山律
性別:
女性
職業:
学生
趣味:
読書
自己紹介:
現在コンユ、ヨザケンで活動中の同人文章書き。
美人なツンデレがなによりも好き。
美人なツンデレがなによりも好き。
- カウンター
Copyright © スピリッツ All Rights Reserved.