皆様は「ふしぎ遊戯」という少女マンガをご存知でしょうか。かなり古い漫画で、私が小学生の時にアニメ化したもので、当時私も見ていたのですが、なんと先日これに我らが神奈さんが出演していたことが発覚。まあ、リアルタイムで見ていたのが小学生時なので、当然当時は声優なんぞ全く知らなかったのですが、最近になってこれにどうやら、緑川氏や子安さん、あげく関智さんが出ていたことを友人から聞いていました。で、ですよ。つい二三日前に友人と兄メイトに行った時にDVDで「ふしぎ遊戯」を発見。そこでまだ当時は改名なさっていなかった神奈さんの名前を発見!
しかもその役がタスキ!!いやー・・・アニメの記憶なんておぼろげだったんで、勝手に関智さんが出てると聞いた時点で、タスキは関智さんやと思ってましたー・・・。(ちなみに関智さんはチチリだった)
タスキというのは、私が関智さんが声当ててたと思ったというあたりでおわかりになるかもしれませんが、熱血漢の天馬君タイプです。天馬君をお笑いで崩して、関西弁で固めたような(謎)まあそんなキャラなんですよ。私の神奈さんのイメージからかけ離れております・・・。(野分に毒されすぎ)そのタスキのキャラソン(恐らく現在では入手不可能)を後輩ちゃんに借りました!!
神奈さんの歌を聞くこと自体は初めてではありません。アンジェで色々と聞いていたので(ランディはかなり野分に近いかんじですよ)、歌は結構上手いのを知っていました。で、聞いてみると・・・。
すげぇ・・・!!(涙)
いや、もうタイトルが「Heartにキラ星咲かしたれ!!」という時点で、色々とツッコミどころ満載なのですが、曲はさらに凄かった!!っていうかひどかった!!(号泣)
おかしいなーと思ってたんですよ。後輩ちゃんは神奈さんの声知ってるはずなのに、名前が違うとはいえ私に指摘されるまでわからないかなー?と。
いや、わかんねぇわ!!(爆)
歌詞がまた凄いんですよコレ。あらかじめ見た時点で凄いんだろうなーというのは、わかってたんですが、神奈さんの歌で聞くと更に凄い!!しょっぱなから飛ばす飛ばす。2フレーズ目くらいで入る神奈さんの高笑い(駄)。「Heartにキラ星咲かしたれ!!」というフレーズがサビの直前にあるのですが、もう神奈さんが歌うと「「Heartにキルァ星、咲かしたるぅえぃい!!」ってかんじ?かなり控えめに表現してもこんなかんじ?(駄)以前相方が、神奈さんをウィキかなにかで調べてきたときに「キャラによって歌い分けができて歌唱力がある~」というような記述があったと思うのですが、歌い分けの意味を今日初めて知りました。スゲーや神奈さん。
いやー、森川さんの時もたがいショック受けたんで、聞く前は森川さん並ということはないだろ、とか思ってたんですが、超えましたね森川さん(爽笑)。とりあえず、私がヒロさんなら野分が突然こんな歌歌い出したら流血沙汰もやぶさかではありません(駄)。興味のある方はぜひともアマゾンで探して聞いてみましょう。
相方には「野分がメイドコスとかマジありえんし!」とか言ったんですが、なんかこの調子でいくと、いつの日かCM上でしてしまうんじゃないか、という希望を持ってしまいますね(持つな)。
神奈さんは前々から、素晴らしい通り越してこの人にはBLの神様が憑いていらっしゃるんじゃないかとおもっていたんですが、↓で確信しました。
「時に甘く、時に冷たく、貴方の鼓膜を翻弄します・・・(神奈声)」
翻弄っていうか、鼓膜ぶっ飛びそうです神奈さん!!
ムービックさん、本当にいい仕事してらっしゃいます。というか、野分はヒロさんに可愛い連呼しすぎですね。すごいやこの人。正真正銘の可哀想な人だ(駄)
ネット上で公開されてる音声を録音するのってどうしたらいいんだろう・・・がんばって録音してくれ清はじめ!
というわけで、今回はリベンジ!!以下、辛口な上にネタバレですので嫌いな方は回れ右。
映画のもとになっている「遥かなる時空の中で」は、1のみ、高校生の時友人宅でプレイしており、そのとき思ったのですが、私ネオロマンスってはまれない(爆)。なんというか、物凄く照れる上に、実際の人物と違って表情とかがパターン化されてるじゃないですか。それでつまんないまではいかなくても、真剣にははまれないなあ、というのがそのときの感想でした。
ゲームの時でさえそんな調子ですので後は押して図るべし。
終始あかねちゃんにムカつきっぱなし。しつかりしろよあかねー!!八葉甘やかしすぎー!!とイライラ。
なんというか、あかねちゃんのキャラ設定云々の前に、心の動きがとてもお粗末でした。季史のことを「あの人だけはあかねと呼んでくれた…」とか、いったい何年前のドラマ!?
と、あかねちゃんには不満たらたらでしたが、櫻井さんは素晴らしかった!!
事前に見ていた顔から予想して、ちょっと低めなのかな、と思っていたのですが若干高い声に柔和な口調!!
どこまでも気品溢れる雰囲気のせいか、苦しみの声すら美しい!!っていうか、セリフの一言一言が美しすぎですよ櫻井さん!!ずっと聞いていたいような美声でした…。ビジュアルもそれにあった端正なお顔立ちで、季史が出るたびに、ため息が出そうでした(萌)。
そして、この映画何が凄かったって絵が!!絵がとても綺麗だったんです!!奉納舞のシーンや、雨の中の山林のシーンは素晴らしい日本美の世界。色が、日本の色なんですよ。重ねの色目も美しい!!キャラのビジュアルの崩れもありませんでしたしね。
遥か好きの友人から、事前に「泣くらしいよ~」と言われていたんですが、如何せんあかねちゃんにむかついていたので、泣かないかなーと思っていたのですが。が!!
やられました!!私は映画を見ているといつもそうなのですが、暗い空間に感知できるのはあの巨大スクリーンに映し出されるストーリーだけ、という状態になると、あまりのインパクトに、シンクロしすぎてしまうというか、あてられてしまうのですよ。
えぇ今回もあてられましたとも!!だって櫻井さんの迫真の演技ですよ!?あの秀麗な作画ですよ!?
季史が正気に戻るあたりで不覚にもぐっときてしまいました…。
頭では、あかねちゃんにむかついているんですが、如何せん映画にシンクロしすぎているんで、勝手に泣けてくるんですよ。おかげでスクリーンぐしゃぐしゃ(駄)。
遥かファンではなく、単純にストーリを楽しみたいという方には、少々幼稚かな、と思えるストーリーかもしれまぜんが、作画と李史のキャラ設定、そして何より櫻井さんは素晴らしかったです!!未見の方はぜひご覧あれ!!
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